【北京共同】国際スケート連盟(ISU)の金載烈(キム・ジェヨル)会長が19日、フィギュアのミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選が行われている北京で記者会見し、ウクライナに侵攻したロシアと同盟国ベラルーシに対して個人の中立選手(AIN)として参加を容認した決定の正当性を強調した。軍所属や侵攻を支持する選手は対象外で「AINの選考方法に厳格な基準を適用した」と理解を求めた。
両国は約3年半ぶりに国際大会に復帰した。同会長は「五輪は多くの選手にとって、一生に一度の機会」と指摘。個人資格ではなく、国を代表する形での本格復帰については「近い将来に平和が実現すれば、この問題について議論する必要はなくなる」と述べるにとどめた。











