【北京共同】フィギュアスケートのミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選第2日は20日、北京で行われ、ペアの長岡柚奈(ながおか・ゆな)、森口澄士(もりぐち・すみただ)組(木下アカデミー)が合計178・66点で3位に入り、今大会で3枠与えられる国・地域別出場枠を獲得した。ショートプログラム(SP)4位で迎えたフリーは3位と巻き返した。
1組を残して出場枠獲得が決まった瞬間、愛称「ゆなすみ」ペアは涙を流して抱き合った。それまで失意で顔面蒼白(そうはく)だった長岡は「思い通りの演技ができず、不安だった」。気丈に振る舞ってきた森口も「恐怖の気持ちで戦っていた」と本音が漏れた。圏外のSP4位から3枠に滑り込み、五輪初代表にも近づいた。
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