フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル最終日は6日、名古屋市のIGアリーナで行われ、女子はショートプログラム(SP)3位だった初出場の17歳、中井亜美(なかい・あみ)(TOKIOインカラミ)がトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に成功したフリーは2位となり、合計220・89点で2位に入った。
SP5位の坂本花織(さかもと・かおり)(シスメックス)がフリー1位の合計218・80点で3位となり、日本勢上位2人が来年2月のミラノ・コルティナ冬季五輪代表に前進。SPトップの千葉百音(ちば・もね)(木下グループ)はフリー6位で5位に沈み、渡辺倫果(わたなべ・りんか)(三和建装・法大)は6位で終えた。世界女王のアリサ・リュウ(米国)が222・49点で初制覇。
男子はSP首位の鍵山優真(かぎやま・ゆうま)(オリエンタルバイオ・中京大)がフリー4位の合計302・41点で2年連続の2位。佐藤駿(さとう・しゅん)(エームサービス・明大)が292・08点でSPから一つ下げ、昨年に続いて3位だった。SP3位のイリア・マリニン(米国)が史上初めて4回転以上のジャンプを全6種類、計7度成功させてフリーの世界歴代最高得点を更新し、合計332・29点で3連覇した。
GPシリーズ総合上位6人、6組が争った五輪の前哨戦。日本代表は今月19~21日の全日本選手権(東京)で決まる。
アイスダンスはマディソン・チョック、エバン・ベーツ組(米国)が3連覇を果たした。

























































































































