2月のミラノ・コルティナ冬季五輪フィギュアスケートのペアで日本勢初の金メダルを獲得し、現役引退を表明した愛称「りくりゅう」の三浦璃来(24)、木原龍一(33)組=木下グループ=が28日、東京都内のホテルで記者会見に臨み、引退に至った経緯や競技生活の思い出を語った。
2019年8月の結成から7シーズンを共にしてきた2人。互いの存在について問われると、三浦はミラノ・コルティナ冬季オリンピックでの応援うちわについてエピソードを披露した。「木原さんへの思いがあふれ過ぎて、書いている時も泣きながら書いていたんですけど『私と組んでくれてありがとう。オリンピックの今が一番最強だよ。自分の積み重ねてきたものを信じてやれば大丈夫。りくりゅう、らしく笑顔でスピードでやり切ろう』みたいなことを書いていたんですけど、それを見ながらオリンピック期間中すごく頑張ってこられて、木原さんからのメッセージにもすごく心を支えられていて、何だろうな…木原さんと組んだ7年間は、アスリートだけじゃなく、一人の人間としても成長できたので、この7年間はかけがえのない時間だったなと思っています」とあふれる思いを言葉にした。
木原は「2019年に璃来ちゃんから声をかけてくれなかったら引退していたと思う。璃来ちゃんとじゃなければ、僕たちはここまで来られなかった。感謝しかないですし、本当に最高のパートナーに出会えたことに心から感謝しています」と述べた。
「りくりゅう」は17日に交流サイト(SNS)を通じて連名で「今シーズンをもちまして現役を引退する」と発表。3月下旬の世界選手権は欠場しており、五輪が最後の演技となった。今後はプロスケーターとして活動し、将来的には日本のペア強化のために指導や後進の育成に携わりたい意向を示している。
兵庫県出身の三浦と愛知県出身の木原は2019年8月にコンビを結成した。スピード感や一体感のある演技を武器に、五輪ではフリーで世界歴代最高得点を出し、ショートプログラム(SP)5位から大逆転。シニアで世界選手権、グランプリ・ファイナル、四大陸選手権も合わせた主要大会全制覇を達成した。

















