「名古屋をどりNEO傾奇者(第79回名古屋をどり)」を主催する日本舞踊西川流は29日、10月24日(土)、25日(日)に、名古屋市の岡谷鋼機名古屋公会堂で、新作NEO舞踊劇「仇討ちの福音」をフィギュアスケート男子シングルのバンクーバーオリンピック銅メダリストで、アイスダンスでも活躍した高橋大輔さんの主演で上演することを発表した。
高橋さんが演じるのは、日本三大仇討ちの一つとして知られる「曽我の仇討」の主人公、曽我五郎。幼い日に父を失い、復讐のために人生を捧げる青年役だ。作品は「復讐の果てに人は救われるのか」というテーマを軸に、日本の古典「曽我物語」とキリストの生涯を交錯させながら描く。
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主催者によると、アイスショーや舞台出演を通して高い表現力を評価されてきた高橋さんが、今回の作品では、華やかなダンスだけでなく、怒りや葛藤、悲しみを抱える五郎の内面を演技と身体表現で表現することが大きな見どころとなる。五郎は単なる英雄ではなく「怒りを抱えた青年」として描かれるという。復讐へ向かう中で揺れ動く感情や、人間としての弱さも表現する。
高橋さんのほか、人形浄瑠璃文楽座の太夫で、最高位の「切語り」を務める十一代目 豊竹若太夫も出演。若太夫が手掛けた「GOSPEL in 文楽」を基に、キリストの誕生から受難、復活までの物語が義太夫節で語られる。
作・演出・作舞は日本舞踊西川流四世家元の西川千雅。兄・曽我十郎を名古屋山三郎、十郎の恋人・虎御前をBOYS AND MENの本田剛文が演じ、虎御前の声をOSK日本歌劇団の華月奏が務める。舞台には、伝統的な日本舞踊だけでなく、曽我兄弟と工藤方による立ち廻り、天使たちの群舞、嵐や奇跡を表現する踊り、怒りや憎しみを象徴する「魔」の表現などが次々と現れる。日本舞踊、文楽、長唄、鳴物、演劇、アクション、映像、美術。それぞれ異なる歴史を持つ表現が、「復讐と赦し」という一つのテーマのもとに集結する。
また、第1部では日本舞踊の古典も上演。序之幕「華舞」では、若い舞踊家たちによる舞台を展開する。二之幕では、七人による群舞が珍しい長唄「越後獅子」と、「曽我の仇討」を題材にした歌舞伎舞踊「寿曽我廓対面」を上演する。古典そのものの美しさを味わうと同時に、その後に続く新作「仇討ちの福音」の世界への入口となる構成となる。
会場となる岡谷鋼機名古屋公会堂は全館を使用。2階・4階には、JR東海リテイリング・プラスによる中部圏の名産品やグルメが並ぶマルシェが登場しする。館内の特設ステージでは無料イベントも開催予定。食事スペースも設け、舞台鑑賞とともに一日を通して楽しめる空間をつくる。
公演概要
■公演概要
公演名:名古屋をどりNEO傾奇者(第79回名古屋をどり)
開催日:2026年10月24日(土)・25日(日)
会場:岡谷鋼機名古屋公会堂(全館使用)
愛知県名古屋市昭和区鶴舞一丁目1番3号
昼の部:午前11時~午後2時
夜の部:午後5時~午後8時
料金:
SS席(1階席)11,000円
S席(1・2階席)8,800円
A席(3階席)5,500円
※全日程共通、全席指定、消費税込み
チケット取扱:チケットぴあ(P542-970)/
BOO-WOOチケット
西川流家元事務所 052-831-7106
■演目
第1部
序之幕 華舞
二之幕 長唄「越後獅子」(えちごじし)
長唄「寿曽我廓対面」(ことぶきそがくるわのたいめん)
休憩
第2部
NEO舞踊劇「仇討ちの福音」(あだうちのふくいん)
■主な出演者
<特別出演>
高橋大輔(曽我五郎役)
文楽 豊竹若太夫
<客演>
本田剛文(BOYS AND MEN/虎御前役)
名古屋山三郎(ナゴヤ座・名古屋山三郎一座座長/曽我十郎役)
手嶋政夫(RE-act代表)
高橋翔太(B-st)
木下龍真(B-st)
森田祐輔(B-st)
<声の出演>
華月 奏(OSK日本歌劇団/声)
<出演>
西川流四世家元 西川千雅
家元補佐 西川まさ子
家元補佐 西川陽子
ほか、西川流舞踊家
■NEO舞踊劇「仇討ちの福音」スタッフ・演奏
作・演出・作舞:西川千雅
企画・美術・映像・選曲:浮辺奈生子
作舞:西川まさ子、西川陽子
演技指導:西川カーク
文楽 作詞・作曲:豊竹若太夫(「GOSPEL in 文楽」より)
長唄作曲・監修:杵屋禄宣
鳴物:四世 住田長三郎
照明:古川 博(ホタルギグ)
音響:吉川雄太(若尾綜合舞台)
アクション:手嶋政夫
附け打ち:山﨑 徹
文楽
浄瑠璃:豊竹若太夫、豊竹亘太夫
三味線:竹澤團吾、鶴澤清公
長唄
唄:杵屋禄三、杵屋喜太郎、杵屋勝四寿
三味線:杵屋禄宣、杵屋寿哉、稀音家淳也
鳴物
住田流四世家元 住田長三郎、住田長祐、福原百七
主催 名古屋をどりの会(株式会社西川)











