『Couture on Ice(クチュール・オン・アイス) 羽生結弦×伊藤聡美 写真集』の撮影は、衣装を氷上で確認するフィッティングを行いました。真夜中のリンクで生地や丈を確かめ、本番の撮影では限られた時間の中で、1着につき15カット以上を撮影。羽生結弦さんも自らポーズや表現を提案しながら、伊藤聡美さんの衣装の世界を形にしていったそうです。そんな中で作品集の表紙となった一枚は、どのように生まれたのでしょうか。伊藤さんと矢口亨さんに、撮影の舞台裏を聞きました。
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伊藤聡美×矢口亨、衣装から始めるフィギュアスケート 羽生結弦さんとの『クチュール・オン・アイス』はこうして生まれた
リンクでフィッティング、撮影
―フィッティングのためにリンクを借りたと聞きました。フィッティングでもリンクを借りる必要があるっていうのは、氷に立った時にどういうふうにこれが見えるか確認が必要だったんですか。
伊藤「それはもちろん。やっぱり衣装がどういうふうに見えるかっていうこともありますし、伸びない素材ではあるんですが、ある程度は動きだったり、全部丈が長いものだったので、どれくらい長くできるのか、という調整をしたり。生地の動きっていうのを、氷の上で見たかったので」
―夜中に。
矢口「12時くらいですかね」
伊藤「夜中でしたね。貸し切りなので」
―今回の展覧会でも、フィッティングの様子を捉えた写真がありました。
伊藤「いつの間にあれ撮ってたんだって思いました。全く気配がないというか…さすがプロだなって。撮られてる感がなかったです」
―準備みたいな感じで、カメラマンとしてもやっぱりスケートリンクでフィッティングする様子を撮ったんですか?
矢口「あれはフィッティングだったので、行く予定が最初はなかったんですけど、でも衣装を実際に見たかったし、どういう使われ方をするか分からないけど、記録はしておいた方がいいと思ったので、行かせていただきました。だからこういう形で展示されることになるというのは、最初は想像していなかったです」
撮影に集中して音楽を覚えていない
―本番の撮影の時のことですが、音楽をかけていたと聞きました。伊藤さんはそれぞれの衣装に、この音楽っていうのはあったんですか。
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