フィギュアスケートのアイスダンスで新カップルを結成した櫛田育良(木下アカデミー)島田高志郎(木下グループ)組が23日、長野県軽井沢町風越公園アイスアリーナで非公式戦の第4回クリス・リード杯に出場し、実戦デビューを果たした。
今季から女子との二刀流に挑戦中の櫛田と、男子から転向した島田の愛称「いくこう」コンビは2030年冬季オリンピック出場を目標に掲げる。この日はエントリー1組で「Got The Groove/Show Me Something Special」のアップテンポな音楽で滑るリズムダンス(RD)を初披露。2人そろってターンを繰り返すツイズルやリフト、切れのある踊りで観客から拍手をもらった。
初の公式戦は11月の西日本選手権(大津)の予定。

「いくこう」のコメント全文は次の通り。(櫛田、島田とせず名前で表記しています)
―お疲れさまでした。
育良、高志郎「ありがとうございました」
―初戦でしたがドキドキ、ワクワク、どんな感情で向かいましたか。
高志郎「(隣の櫛田を見て)どうでしたか?」
育良「楽しみー」
高志郎「楽しみ?」
育良「な感じでした」
高志郎「感じでした?(笑) 自分は結構不安と、何かまあ、楽しんだもん勝ちだろうなって思って、すごい楽しもうとしてたんですけど、やっぱめっちゃ緊張してたかな、結構」
育良「ちょっと緊張はした」
高志郎「ちょっとした? ちょっとかーー!(笑)ハハハ」