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2025.11.09

坂本花織「次世代に譲るのはもうちょっと待って」に報道陣も爆笑 フランス大会の中井亜美の得点上回って「負けたくないですね」 【GP・NHK杯女子フリー】

 女子で優勝した坂本花織=東和薬品ラクタブドーム

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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯最終日は8日、大阪府門真市の東和薬品ラクタブドームで行われ、女子は第1戦2位の坂本花織(さかもと・かおり)(シスメックス)が今季世界最高の合計227・18点でGP9勝目を挙げ、ミラノ・コルティナ冬季五輪の代表選考で重要な位置付けのGPファイナル(12月4~6日・名古屋)進出を決めた。ショートプログラム(SP)、フリーともにトップ。

 坂本の演技詳細とコメント全文は次の通り。

 【テレビ・インタビュー】

 ―今の率直な感想を。

 「今日はこのフリーをしっかり滑り切ることができて、朝の公式練習はどうしようっていう不安は正直あったんですけど、まあでもしっかり切り替えて、滑り切ることができたので、この結果を得てファイナルも決まったので、すごくホッとしてます」

 ―演技後は豪快なガッツポーズも出ましたけど、振り返って。

 「途中からミス止めをしているような感覚になって、普段の練習みたいだなっていう気持ちで、もうあとここ乗り越えたらっていう気持ちで今日のフリーは滑っていたので、何か本当いつも通りだなっていう感触の方がすごく強かったです」

 ―点数に関しても150点というビッグスコアが出た。

 「グランプリシリーズ2戦とも、220を超えたことがなかったので、このオリンピックシーズンに220をコンスタントに出せたっていうのはすごく自信にもつながりますし、まだまだ伸びしろもあるので、これでマックスとは言わず、しっかりもうちょっと上を目指して頑張れたらなと思っています」

 ―この大阪の地でたくさんのファンに見守られての演技はどうだったか。

 「今日は土曜日だったので、特に知り合いがたくさんいて、本当に昨日以上にやっぱり今日こそはやらないとっていう気持ちはすごくあって、その中でしっかりいい演技が見せられたかなと思うので、良かったです」

 ―ファイナル進出も確定した。

 「フリーのリザルトは見られていないので、どこを取りこぼしたとか、また改めて見ようかなと思っているんですけど、ショートの時点で一つ取りこぼしがあって、コンポーネンツも9点台三つとも乗ったとはいえ、やっぱりまだギリギリなので、もう少しやっぱり今日も正直、余裕はあまりなかったので、もうちょっと自信のつく練習が必要だなというのを改めて感じました」

 ―さらに勝負の全日本へ。

 「ただ、気づいたらあっという間にクリスマスの時期になっているんだろうなと思うので。本当に健康第一でここから本当に免疫力が下がって病気になりがちなので、とにかく病気はしないで毎日、練習を積めるようにして日々、向上できるようにしていけたらなと思っています」

NHK杯 坂本 花織
藤原 慎也

この記事を書いた人

藤原 慎也 (ふじわら・しんや)

全国紙で5年間の勤務を経て、2014年に入社。名古屋でプロ野球中日を取材。2016年末に東京運動部へ異動し、フィギュアスケート、体操、パラスポーツを担当。だんじり祭りで有名な岸和田市育ち。

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