フィギュアスケートのミラノ・コルティナ冬季オリンピック代表最終選考会を兼ねる全日本選手権第2日は20日、東京・国立代々木競技場で行われ、代表2枠のペアのショートプログラム(SP)は三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が84・91点で首位に立った。
三浦、木原組の演技詳細とコメント全文は次の通り。
―演技を終えた率直な思いをお願いします。
三浦「そうですね、ちょっとしたハプニングもあったんですけど、それにフォーカスし過ぎずに、きちんと切り替えてショートプログラムを挑むことができたので、これは本当に去年からの大きな成長だなと思っています」
木原「心臓が止まるかと思いました。予想していないクロスカットだったので、普段つまずくことがあまりない角度でしたし、そんなに強くホールドしていなかったので、瞬時に対応できなかったんですけど、その後、僕もちょっと動揺があったんですけど、2人ともグランプリ・ファイナルでの脱臼の経験があったので、やっぱり1年積み重ねてきたものがしっかりあったので、それは試合前に話して、『1年間やっているから絶対自分たちは成長している』という話をして、そのけがを防止することにフォーカスするんじゃなくて、できること、どうやったらできるかということにフォーカスしようというのを強く言い続けました」












