フィギュアスケート女子で2006年トリノ冬季オリンピック金メダルの荒川静香さん(44)が共同通信のインタビューに応じ、20周年を迎える自身プロデュースのアイスショー「フレンズオンアイス」(28~30日・コーセー新横浜スケートセンター)に向けて胸中を語った。誕生の秘話、これまでの歩み、今回の見どころ、共演してきたフレンズ(友人)の存在…。荒川さんの思いが伝わる3回連載の最終回をお届けします。(聞き手:井上将志 撮影:橋爪優典 デザイン:山田紗英子)
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『フレンズ』から飛躍したスケーター
―フレンズオンアイスのテーマというか、荒川さんが大事にしているところで「若い世代」というのがあると思います。本郷理華さん以外にも「キッズ」などからステップアップしたスケーターはいらっしゃいますか。
「(現在、木下MAOアカデミーでコーチを務める)松田悠良ちゃんとか『キッズ』で参加してくれた過去があって、あとは今プリンスアイスワールドにいる中西樹希ちゃんと久保涼音ちゃん。久保涼音ちゃんは『ゲット・ザ・チャンス』からで、樹希ちゃんは『キッズ』で2回くらい出てくれたりしていて、あとは『滑走屋』に出ていた三浦向日葵ちゃんもですね。ケガで、一度は選ばれた『キッズ』に出られなかった子が、ずっと引っかかっていて、やっぱり出たいということで今回、年齢が少し高めの『ゲット・ザ・チャンス』に応募してくれたスケーターもいるんです」
「フレンズオンアイスは、上手な子を選んで滑ってもらうわけじゃなくて『やってみたい!』という思いを何とかかなえたいという狙いで、動画とかは送ってもらわないんですよ。何でもいいので、自由に写真を送ってもらい、あとはショーに出てみたいと思う動機、気持ちを主に見ているので。すごく立派な文章だったとしても、これは果たして子供自身が本当にやりたいことなのか、親が出したいという感じなのかを見抜くのが大変なんですよね(笑)やっぱり『どうしても出たい』って思う子に参加してほしいと思うので。今回選んだ子は『私のキャッツを見てください』ってアピールしてくれて『私、見てみたい!』『はい、見てみます』と思っちゃってね」
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