【アンジェ(フランス)共同】フィギュアスケートのミラノ・コルティナ冬季五輪シーズン本格化を告げるグランプリ(GP)シリーズ第1戦、フランス大会は17日、アンジェで開幕し、ペアのショートプログラム(SP)で昨季世界選手権覇者の三浦璃来(みうら・りく)、木原龍一(きはら・りゅういち)組(木下グループ)が79・44点でトップとなった。
GPシリーズの総合成績上位6人、6組が12月に名古屋で開催されるファイナルに進出する。
〇…愛称「りくりゅう」の三浦、木原組がGP初戦から力を示した。2人がそろって跳ぶ3回転トーループでわずかに回転不足と判定された以外は、スピード感あふれるリフトなど盤石の内容。木原は「細かいミスはあったが(今季自己)ベストに近い点数が出せた」とうなずいた。