フィギュアスケートのジュニア・グランプリ(GP)ファイナルで史上初の4連覇を果たした女子の17歳、島田麻央(しまだ・まお)(木下グループ)がフリーから一夜明けた大会最終日の6日、名古屋市内で取材に応じ、シニア勢に挑む昨年2位の全日本選手権(19日開幕・東京)はショートプログラム(SP)でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を跳ぶ考えを示した。
ジュニア選手が日本一に輝けば、2003年の安藤美姫(あんどう・みき)以来。今大会は転倒に終わった4回転トーループを含めて「さらに大技の完成度を高めたい」と意欲を口にした。
初出場で3位に入った岡田芽依(おかだ・めい)(名東FSC)は「ようやく実感が湧いてきた。全日本も最高の試合にできるように練習したい」と笑顔。男子2位の中田璃士(なかた・りお)(TOKIOインカラミ)は「悔しいが切り替えるしかない。全日本に向けて頑張る」と前回2位の年内最終戦を見据えた。














