【ヘルシンキ共同】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終第6戦、フィンランディア杯最終日は22日、ヘルシンキで行われ、男子はショートプログラム(SP)3位の鍵山優真(かぎやま・ゆうま)(オリエンタルバイオ・中京大)がフリー1位の合計270・45点で逆転優勝し、ミラノ・コルティナ冬季五輪の代表選考で重要な位置付けとなるGPファイナル(12月4~6日・名古屋)に進出した。第4戦に続くGP2連勝で通算8勝目。
鍵山の演技詳細とコメント全文は次の通り。
【ミックスゾーン(囲み取材)】
―演技を終えて、率直にいかがですか。
「まあまあ、まあまあ。ちょっとこのフリーでも想定外が起きてしまって。前半は全体的な流れっていうか、気持ちの面としては、まあ正直に言うと、ショートから全然切り替えられなくて。何か『フリーはフリーで頑張ろう』って思えなくて。でも、何かその、逆に、そのショートで残った悔しさっていうのを、もう『だったら生かしてやろう』と思って今日臨んだんですけど。しっかりとジャンプのコースだったりとか、スピード、力の入れ具合をしっかり確認できたので、前半はすごく良かったと思います。後半に関しては、ちょっと4回転トーループ行こうと思ったら、ちょっとタイミングが合わなくて急きょ予定変更することになってしまって、ちょっとリズムが崩れてしまったんですけれども。まあ(モニターのプロトコルをのぞきながら)でも回転不足は今のとこ見えないし、全力でやった結果なので、いい経験になったかなっていうふうには思ってます」
―4回転トーループが踏み切れずに体がとっさにフリップにいったのでしょうか。












