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2026.07.30

羽生結弦さんとゆずが初コラボ 『幾重』、NHKで8月15日放送

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 NHKは30日、8月15日放送の音楽特番「NHK夏の音楽祭 うたであえたら 2026」の特別企画として、人気デュオ「ゆず」とフィギュアスケーター・羽生結弦さんがコラボレーションし、仙台市のリンクでパフォーマンスをすると発表した。

 共演する楽曲は『幾重』。東日本大震災から15年を迎えた今年、震災の記憶と教訓を次世代へつないでいきたいという思いを込め、ゆずが制作したという。

 歌詞には「誰もが自分自身を重ね合わせてほしい」との願いを込められ、北川悠仁さんが書き上げた。そのメッセージに羽生結弦さんが共感。『幾重』に合わせて自作した演目を演じる様子がNHKの宮城県域のニュース・情報番組などで放送されていた。

 羽生さんは16歳のときに東日本大震災を経験し、プロ転向後も震災を伝える活動を続けてきた。『幾重』を聴いて自らも「勇気をもらった」と語り、500回以上も楽曲を聴き込んで考案した振り付けで、その世界観を表現した。

 今回、ゆずの2人と羽生結弦さんによる初共演。NHKは「歌とスケート、それぞれに込められた想いが“うたであう”一夜限りの特別なパフォーマンス、ぜひご期待ください」としている。

羽生結弦さんコメント

 震災から15年という重みを、自分自身の経験や多くの方々の思いとともに感じながら滑りました。

 今回はゆずさんの演奏に支えられ、コラボレーションの力を強く実感しています。3.11を経験した身として学んできたこと、命を守るための知恵や思いが15年後、30年後、100年後にも受け継がれてほしい。

 その願いを込めて演じました。氷上だからこそ表現できる“生きている”という叫びと、音楽が生み出す大きなエネルギーを、感じていただけたらと思います。

ゆずコメント

 去年11月に東北を訪ね、多くの方々のお話を伺う中で、この15年には一人ひとり異なる歴史や感情があり、そのすべてが真実なのだと感じました。

 僕らは音楽で、羽生さんは氷上の表現で、それぞれ東北に思いを寄せながら向き合ってきましたが、今回ご一緒して、不思議なほど、たどり着いた表現のゴールが重なっていると感じました。

 歌っていると、まるで羽生さんと合奏しているような感覚で、表現が重なり合う素晴らしい時間でした。

 震災の記憶が伝承できるように、東北の皆さんはもちろん、全国の皆さんにぜひご覧いただきたいです。

【放送予定】

 「NHK夏の音楽祭 うたであえたら 2026」
 8月15日(土) 午後6:05~10:00<総合><BSP4K> ※中断あり(NHK ONEで同時配信、放送後1週間見逃し配信)

前山 千尋

この記事を書いた人

前山 千尋 (まえやま・ちひろ)

デジタルコンテンツ部記者。2007年入社。青森、京都支局を経て、文化部で美術や建築、教育、ジェンダー問題などを担当してきた。山梨県出身。

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