LUNA SEA/X JAPANのギタリスト/ヴァイオリ二スト/作曲家で、アイスショー『氷艶 hyoen 2025―鏡紋の夜叉―』 の音楽監督を務めたSUGIZOさん。ジャンルのボーダーを越え、既存の価値を破るようなフィギュアスケートという表現と、そこから話題は、羽生結弦さんが楽曲を使用したことでも知られる不世出の天才、プリンスへと飛躍していく。さらには、昔からの夢だったというサウンドトラック作家としての自身の可能性やキャリアを展望した。最終回です。(聞き手 田澤穂高)
目次
CLOSE『氷艶 hyoen 2025 -鏡紋の夜叉- 』とは
高橋大輔さんの故郷、岡山の昔話「桃太郎」の元となった温羅伝説をベースにしたストーリー展開で、高橋さんが鬼となる白霧族の若き王子「温羅(うら)」を、増田さんが朝廷側が生み出した殺戮兵器「吉備津彦(きびつひこ)」を演じた。フィギュアスケートと日本文化を融合したストーリー仕立てのショーで、プロスケーターとアーティストが共演した。
真矢が楽しみにしていたツアー
―レッド・ツェッペリンは、ドラマーのジョン・ボーナムの死によって解散します。ボーナムを失って歴史を閉じました。LUNA SEAは続けますね。5月29日にシングルが発売され、全国ツアーが始まります。
「僕はこうなるまでずっと、メンバーの誰かが欠けたLUNA SEAは想像できていなかったです。だから、メンバーの誰かがこの世を去ったとしたら、まあ解散や、永久に凍結する……そういう気持ちでした、ずっと。真矢(LUNA SEAのドラマー、2026年2月逝去)が闘病していて、いつか自分より早くいなくなる可能性は高くなったとは考えたけど、まだずっと先の話だと思っていました」
「真矢自身がまだまだ生きるつもりでしたので。彼がいなくなったらっていうことは、僕の中では想像できなかった。でもね、結局、遺言のように残してしまったんですよね。『LUNA SEAを止めないでくれ』という言葉を。そこが全てですね。彼の遺志をむげにはしたくない。奴がいなくなっても奴が指名した弟子、淳士が叩いて続けるっていうことが真矢の遺志なんだ。なので今は自分を奮い立たせてやっていますけど、本音を言うとまだ分からないです。これからどうしていくのか…」
-SUGIZOさんはLUNA SEA以外にもいろんなバンド、形態で音楽活動をしていますが、その中で、LUNA SEAは特別ですか。
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