連載

2026.09.28

滑れないもどかしさと向き合う 高橋大輔さんと磨いた『ロクサーヌのタンゴ』

デザイン:山田紗英子

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 今日から新しいコラム『山本草太のスケートノート』をお届けします。初回は今季のプログラムのことや、皆さんにご心配をおかけしているけがのことについてもお伝えできたらと思います。(取材は8月中旬に行いました) 

競技会で演じる大変さを覚悟

 昨シーズンは、四大陸と国体で一旦終わって、そこからアイスショーや『滑走屋』をやっていく中で、曲をどうするかっていうことにすごく悩んでいました 。

 フリーは宮本賢二先生に振り付けを依頼しました。賢二先生は、選手それぞれが自分のやりたい曲で振り付けをしていくスタイルです。それで本郷(裕子)先生といろいろ考えながら曲を送り合ったり、「これはどうかな」という感じでやりとりしながら考えました。その中で映画『ミッション』の『ガブリエルのオーボエ』という曲と、今回決まった『ロクサーヌのタンゴ』の二つに、自分の中で候補が絞れて。系統的に、これまでやったことがないのが、ロクサーヌだったので、それを今年はやってみようと思いました。

 この曲を聞くと自然に体が動くような、気分が上がったので、自分の直感に任せました。綺麗な曲調が今まで自分の中では多くて、もちろんやりやすいとか、得意としている分野もきれいな系統なんですけど…。 

 オリンピックシーズンも終わりましたし、エキシビションでは、あまり競技会でやらないようなハードなプログラムをやることが多いのですが、意外とその評判がすごく良かったんです。自分の中ではエキシビションだから、あそこまでハードに演じられるっていう部分があって。点数もつかないですし、エレメンツの難易度もかなり下げているので、そういった意味でもハードに演じられる部分はあるのですが、競技会で演じていく大変さはもちろんあると覚悟しています。

品川 絵里

この記事を書いた人

品川 絵里 (しながわ・えり)

2018年に入社し、大分支局を経て20年から東京、大阪、名古屋でスポーツを取材。名古屋ではプロ野球中日、フィギュアスケートなどを担当した。2025年12月から本社・運動部。中高は創作ダンス部で、趣味は宝塚歌劇やミュージカル、中韓ドラマの鑑賞。

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